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ヴィジュアルフォークロアの本/CD
■『チロンヌカムイ イオマンテ』パンフレット

編集:遠藤協
デザイン:岩田和憲
協力:山上亜紀
発行:ヴィジュアルフォークロア

©Visual Folklore Inc.

2022年4月30日発売 【B5版】44ページ(表紙込) 1,000円(税込)

<内容>
・「カムイとイオマンテ」中川裕(本作アイヌ語翻訳・監修・千葉大学名誉教授)
・「映画生活57年の中の『チロンヌカムイ イオマンテ』」(本作監督)北村皆雄
・「アイヌがたのしければカムイもたのしい。アイヌがよろこべばカムイもうれしい。」
  対談:コムアイ(アーティスト)×豊川容子(本作語り・音楽)
・「祈りを歌に」豊川容子
・映画『チロンヌカムイ イオマンテ』歌詞 豊川容子
・「記憶をつなぐ、物語」近衛はな(俳優・脚本家)
・「イオマンテが開く『連絡通路』」奥野克巳(文化人類学者)
・「『チロンヌカムイ イオマンテ』シナリオ」北村皆雄

■文化記録映画『春画と日本人』パンフレット

編集:遠藤協
デザイン:岩田和憲
発行:ヴィジュアルフォークロア
発行人:北村皆雄
©Atsushi Ogaki

2019年9月発売 【B5版】20ページ(表紙込)  800円(税込)


<内容>
・春画展をつうじて日本人とは何かをドラマチックに問う 小松和彦
・解説
・制作ノート 大墻敦
・浦上満さんインタビュー 永青文庫春画展から4年
・日文研コレクションが語る女性と春画 石上阿希
・北斎の春画 浅野秀剛
・表現規制と春画 荻野幸太郎
・日文研コレクションが語る春画の楽しみ 早川聞多

■チベット 生と死の文化 ー曼荼羅の精神世界 
 
東京美術 フジタヴァンテ=編 
ヴィジュアルフォークロア=編集構成
デザイン:杉浦康平+佐藤篤


1994年10月発売 【A5版】180ページ

<目次>
第一章 生と死の教え
    ・チベット密教のタナトロジー 田中公明
    ・チベットの生と死の教え ニチャン・リンポチェ/永沢哲
第二章 知の水脈
    ・西欧から見たチベット 大嶋仁
    ・四部医典とタンカ全集 池上正治
    ・医薬楽土 中川和也
    ・日常をとりまく宗教音楽 坪野和子
    ・アグ・トンバ滑稽譚 貞兼綾子
    ・聖地巡礼 北村皆雄
    ・ポタラ宮に見るチベット建築 大岩昭之
第三章 伝統美と現代美術
    ・チベットの伝統図案とその思想 鄧廷良<訳=王敏>
    ・衣服と生活 田中裕子
    ・チベット現代美術の第一世代 千葉成夫
    ・チベット美術の新しい風 韓書力<訳=池上正治>
    ・現代画家たちとの出会い 山口和美+三浦庸子

■原インドの世界 ー生活 信仰 美術 
 
東京美術 フジタヴァンテ=編 
ヴィジュアルフォークロア+宮本久義=編集構成
デザイン:杉浦康平+赤崎正一


1995年9月発売 【A5版】208ページ

<目次>
第一章 躍動する神々の伝承
    〔カラー図版〕原初の世界の語り絵・ポト 解説 西岡直樹
    ・放浪の語り絵師・ポトゥア 西岡直樹
    ・ポト礼讃 インドと日本 東野健一
    ・馬と精霊の棲む杜 北村皆雄
    ・ピトラ神話と儀礼の壁画 ハク・シャー<訳=小磯千尋>
    〔カラー図版〕空間を満たす豊饒の馬 写真 沖守弘
第二章 インド文化の深層
    〔カラー図版〕異貌の神々
    ・ヒンドゥー教と民間信仰 宮本久義
    ・呪性と王権 田辺明生
    ・異界への道標 三尾稔
    ・女たちの巡礼 八木祐子
    ・苦行と憑依 山下博司
    ・オリエンタリズムとインド 大嶋仁
第三章 美の伝統と継承
    ・線の魔術師 足立眞三
     〔図版〕ドクラの鋳造工芸品
    ・時代を超えるテラコッタ 藤原達也
    〔図版〕土と木の造形
    〔カラー図版〕仮装の美  写真 伊藤恭介 解説 河野亮仙
    〔カラー図版〕壁飾る家  写真 沖守弘
    〔図版〕ワールリーの絵画 写真 沖守弘

■見世物小屋の文化誌

新宿書房 鵜飼正樹+北村皆雄+上島敏昭=編著
デザイン:吉村彰彦


1999年10月発売 【A5版】350ページ  ¥3,300(税抜3,000)

<目次>
・見世物の現状 上島敏昭
・「コマす」装置 鵜飼正樹
・見流しの劇場考 橋爪紳也
・見世物芸と障害者 生瀬克己
・シンポジウム 見世物小屋の文化誌 【荷主の世界】
・シンポジウム 見世物小屋の文化誌 【歩方の世界】
・見世物と歌舞伎・浄瑠璃 和田修
・小屋掛けストリップの日々 話し手 吉本力 聞き手 橋本裕之
・中国の見世物世界 中村愿
・印度の見世物芸・大道芸 森尻純夫
・フリークショー 石井達朗
・見世物絵看板師列伝 カルロス山崎
・見世物小屋に就いて 圖師嘉彦
・見世物小屋~旅の芸人 人間ポンプ一座 北村皆雄
・見世物研究資料 上島敏昭


単行本「見世物小屋の文化誌」の姉妹編刊行!
見世物稼業 安田里美一代記 新宿書房鵜飼正樹著
2000年3月 ¥3,300(税抜3,000)
■千年の修験 ―羽黒山伏の世界

新宿書房 島津弘海+北村皆雄編
デザイン:杉浦康平+佐藤篤司


2005年4月発売 【A5版】372ページ  ¥3,300(税抜3,000)

人は死んで山に入り、山を胎内にして再生するという古代的な感覚を残す羽黒修験は、密教的色彩に彩られ複雑に儀礼を発達させたが、羽黒修験の秋の峰や冬の峰として、今も鼓動しているのである。
修験の過去と未来を問うてみようとしたのがこの本である。ここに参集した著者たちは、全員が羽黒修験の秋の峰を実践した体験者である。初年を体験したものから20回になろうとする者までいる。大学に席を置くものがほとんどだが、羽黒修験とのかかわりは、研究者というより体験者といった趣のほうが強い。各人の論考は、秋の峰の体験の中から育ったものである。
「この道場は甚深秘密の霊峰なれば、他言は固く禁制でござる」とされる羽黒修験の秘密の道場の内側からの声を届ける。

<目次>
・修験はどのように行われるか 島津弘海
・山伏の発生 中沢新一
・秋の峰の歴史を歩む 関守ゲイノー
・「声」と「音」がつくる儀礼 大内典
・六根清浄 岡千曲
・羽黒山・開山伝承の宇宙観 内藤正敏
・考古学からみた羽黒修験 時枝務
・羽黒修験んお儀礼と芸能 神田より子
・冬の峰のコスモロジー 鈴木正崇
・ドキュメンタリー映画『修験 羽黒山 秋の峰』シナリオ 北村皆雄


■羽黒修験勤行―お経CD/お経テキスト/CD解説(英訳付き)セット
  
監修:羽黒山荒澤寺正善院 製作:ヴィジュアルフォークロア
録音:山主文彦/斎藤恒夫 ディレクター:神央 プロデューサ―:北村皆雄
デザイン:杉浦康平+佐藤篤司+宮脇宗平
  ¥6,600(税抜6,000)

■勤行CD (2枚組) 2004年3月発売
羽黒修験の秋の峰において決定的な宗教体験をもたらすのは、『音の世界』である。山伏たちを十界修業の世界に誘い、六根を清浄にしていく読誦。
美しい哀調を帯びた羽黒独自の“彌陀讃(みださん)” “釋迦讃(しゃかさん)”の旋律、そして修業の後半には、古くから神仏習合の世界が色濃く残る“太祓(おおはらえ)”“祝言”が繰り広げられてゆく・・・
2003年、羽黒山荒澤寺で行われた峰中の「勤行」の全てを録音したものである。

其の一 1:般若心経(はんにゃしんぎょう)・三寶荒神寶號(さんぽうこうじんほうごう)・荒神眞言(こうじんしんごん) 2:總禮三寶(そうらいさんぼう) 3:供養文(くようもん) 4:敬禮段(けいれいだん) 5:六根段(ろっこんだん) 6:四悔段(しけだん) 7:十方念佛(しほうねんぶつ) 8:妙法蓮華經安樂行品(みょうほうれんげきょうあんらっけいひん) 9:十方念佛(しほうねんぶつ) 10:四奉請(しぶしょう) 11:甲念佛(こうねんぶつ) 12:阿彌陀經(あびたけい) 13:甲念佛(こうねんぶつ) 14:彌陀讃(みださん) 15:釋迦讃(しゃかさん)
其の二 1:如来唄(にょらいばい) 2:三禮(さんらい) 3:七佛通戒偈(しちぶつつうかいげ) 4:本覺讃(ほんがくさん) 5:舎利禮文(しゃりらいもん) 6:三條錫杖(さんじょうしゃくじょう) 7:九條錫杖(くじょうしゃくじょう) 8:観音經(かんのんきょう) 9:諸眞言(しょしんごん)・寶號(ほうごう) 10:自我偈(じがげ) 11:禮拝(らいはい)・懺悔文(さんげもん)・三皈依(さんきえ) 12:六根清浄太祓(ろっこんしょうじょうおおはらい) 13:三山祝言(さんやましゅくごん) 14:懺悔文(さんげもん) 15:お山駈け念仏(おやまかけねんぶつ)


■勤行テキスト  2004年発売 90ページ
■CD解説「羽黒修驗 音と勤行の宇宙」(英訳付き)  2004年発売 22ページ
大内典(宮城学院女子大学助教授・音楽学)
・英訳「HAGURO SHUGEN Liturgical and sound cosmos」
Fumi Ouchi/ Ethnomusicologist (Miyagi Gakuin Women’s University)
Translated By Gaynor Sekimori


■見る、撮る、魅せるアジア・アフリカ! 映像人類学の新地平 

新宿書房 北村皆雄・新井一寛・川瀬慈=編著 
京都大学大学院 アジア・アフリカ地域研究研究科=協力


2006年11月発売 【A5版】245ページ

<contents>
Part1 「見えない」ものを撮るFilming the unseen subject
    01 イスラーム世界における情念・魅力を撮る / 新井一寛
    02 語られる呪術を撮る / 岩谷彩子
Part2 ひとのつながりを撮るfilming the relationship and interaction
    01 唄声がつむぐつながりを撮る / 川瀬慈
    02 草の根のつながりを撮る / 小林直明
Part3 「他者」を撮るFilming the"other"
    01 「他者」としての私を撮る / 分藤大翼
    02 「他者」と私のあいだを撮る / 弘理子
Part4 撮れないものを撮るFilming the forbidden
    01 秘儀を撮る・撮らない / 北村皆雄
Additional Chapter / Appendix
    付章:映像人類学の潮流 
     映像人類学と劇映画 / 石谷治寛
     始まりの日本映像民俗学・映像人類学 / 北村皆雄
    付録:世界の映像人類学事情 / 分藤大翼



■井上井月と伊那路をあるく~漂泊の俳人ほかいびとの世界~

彩流社  井上井月顕彰会 監修  北村皆雄+竹入弘元 編
  

2011年11月発売 【A5版】87ページ ¥1,650(税抜1,500)

映画「ほかいびと~伊那の井月~」解説本。主演田中泯インタビュー、
監督による解説、ロケ日記、井月の句碑などを紹介。

<目次>
「やっちょろ踊り」で賑わう伊那谷
伊那路の四季 塚越寛
山頭火と井月の出会い 春日愚良子
ほかいびと・井月 北村皆雄
井月的生きかたを表現してわかったこと 田中泯
ほかいびと 伊那の井月 北村皆雄
ロケ日記 石曽根志季子
映画「ほかいびと・伊那の井月」完成上映にあたって 堀内功
井月と伊那の俳人 城取信平 
井上井月句碑特選 竹入弘元
井上井月句碑一覧 竹入弘元
井上井月年譜 竹入弘元